【コーヒー屋が徹底紹介!】自宅でハンドドリップ抽出にこだわるならこれをそろえよう!おすすめコーヒー器具まとめ

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初心者が「本格的なコーヒーを自宅で淹れたい」と考えたとき、まず候補にあがるのがハンドドリップ

 

喫茶店やカフェのバリスタのようにコーヒーを淹れられたら楽しそう、と思う方は多いでしょう。

 

ただし、ハンドドリップを始めるためにはコーヒー豆以外にもいろいろな道具をそろえる必要があります。そこでこの記事では、初心者がこれからハンドドリップを始めるために、どんなコーヒー器具を選べばいいのか、どんな違いがあるのかをプロのコーヒー屋の視点からご紹介したいと思います。

ハンドドリップ

 

絶対必要なコーヒー器具 ドリッパー・ペーパーフィルター

まず、自宅で始めるのに必要なのが「ドリッパー」「ペーパーフィルター」です。これがなければドリップコーヒーは絶対に始められません。

 

ただ、ドリッパーはかなりの種類があるため、初心者ではなかなか選べない! スーパーや雑貨屋で店頭に並んでいるものをとりあえず買っちゃったなんて人も多いはず。そこで、初心者でもぱっと見で選べるよう、コーヒー屋であればほとんどの人が使っている有名なメーカー4社を取り上げ、簡単に比較してみたいと思います。

 

正直、ドリッパーの価格差なんて数百円しかないので、以下の表を見て完全に”お好みで”決めていただいて構いません。

 

HARIO(ハリオ) Kalita(カリタ) Melitta(メリタ) KONO(コーノ)
抽出の簡単さ 難しめ 簡単 超簡単 難しめ
味の傾向 抽出が早く、すっきり目

豆ごとのフレーバーを感じやすい

バランス型・柔らかい

昔の喫茶店の味が好きな方に

抽出が遅く、かなり濃い

日本人は苦手な人も…

最初濃い目で後味すっきり

深焼きが好きな方に人気

各ドリッパー
対応ペーパーフィルター

 

 

特に選ぶポイントとしては、味の濃さと後味の雰囲気で選んでいただければいいでしょう。

 

HARIOやKONOなど、いわゆる「円錐形のドリッパー」は後味のキレが出やすく、後味すっきりとしたコーヒーを飲みたい方におすすめ。逆にKalitaやMelitaのような「台形型のドリッパー」は、後味がまったりとしていて、甘いコーヒーや柔らかいコーヒーになりやすいです。そのなかで、KONOはHARIOよりも濃い目に、MelitaはKalitaよりも濃い目に出る傾向があります。

 

ざっくりとした説明なので、いろいろ端折ってはいますが、この傾向で選んでいただければお好みに近いドリッパーが選べます。

 

ちょっと小話 ペーパーフィルターは純正?100均?

さて、ここではそれぞれのドリッパーのメーカーが作っている純正のペーパーフィルターを紹介していますが、たとえばほかのメーカーのペーパーフィルターを使ってはいけないのでしょうか?あるいは100円均一のペーパーフィルターはダメでしょうか? 結論から言えば、「どちらでも構いませんが、特別な理由がなければ純正ペーパーがおすすめ」です。

ペーパーフィルターは、それぞれメーカーの”出したい味”へのこだわりがあります。HARIOのペーパーはどちらかというとスッキリした味わいになりますし、KONOのペーパーはしっかりとした味わいになります。同じ円錐形なのでHARIOのドリッパーでKONOのペーパーフィルターを使って抽出することもできますが、メーカーが目指した味わいとは違う味になることは間違いありません。特別な理由がなければ、ドリッパーに合わせた純正のペーパーを使うのがおすすめです。

 

ちょっと小話 金属フィルターのドリッパーについて

ここでは紹介しませんでしたが、ペーパーフィルターのいらない「金属フィルターのドリッパー」もあります。ただ、これは”初めてドリッパーを買う初心者には”あまりおすすめしません。理由は、好みが分かれやすいのと、金属フィルターをベースにしたコーヒー屋のレシピが世の中にほとんどないから。参考にするレシピがないので、初心者が初めて使ってしまうと戸惑う可能性もあります。基本的には、ペーパーフィルターのドリッパーを買っておいて、そのあと金属フィルターに挑戦するのがいいでしょう。

 

おすすめしたいコーヒー器具 コーヒースケール・ドリップケトル・コーヒーミル

ドリッパーとペーパーフィルターを選んだあとに必要になる道具が3つ。「コーヒースケール」「ドリップケトル」「コーヒーミル」です。

 

ドリッパーとペーパーフィルターは「ドリップコーヒーを抽出するのに絶対費用な道具」でしたが、この3つは「”美味しい”ドリップコーヒーを飲むのに絶対費用な道具」です。

 

たとえば、ドリップケトルはお湯をゆっくりと、細く注ぐために必要。自宅のケトルやお茶の急須でお湯を注ぐことも可能ですが、プロのようなドリップはまず無理だと考えていいでしょう。ドリップケトルもドリッパーと同様、かなりの種類があるのですが、初心者がコスパだけで選ぶなら「HARIOのV60ドリップケトル」がおすすめです。

 

プロのドリップレシピをおおざっぱに2種類に分けると、「お湯を細く注ぎ続けるレシピ」と「何度かに注ぎ分けるレシピ」があります。HARIOのドリップケトルなら、この「どちらのレシピもそれなりに対応できる」というのが最大のメリット(そして安い)。

 

↓ジャパンハンドドリップチャンピオンシップの細く注ぎ続けるレシピ

↓UCCの注ぎ分けるタイプのレシピ

もちろん、それぞれのレシピのなかでも細かく見ればいろいろな淹れ方がありますし、レシピによっては「このドリップケトルが最適!」というのもあると思います。

 

ですが、初心者がいきなりレシピを絞って「このドリップケトルが最適!」と決めつけてしまうのももったいないですし、なによりHARIOケトルは専門的なケトルのなかではかなり安いので、買い替えがききやすいメリットもあります。

 

「初心者がとりあえずドリップケトルを買う」という目的なら、「HARIO V60ドリップケトル」はおすすめ商品のひとつです。

 

また、先ほどのジャパンハンドドリップチャンピオンシップを見てもわかりますが、最近のプロはほとんど「ドリップスケール(量り)」を使っています。昔は「粉の量やお湯の量を一定に注げるのも技術だ!」と言われましたが、最近ではプロのバリスタでもスケールを使わない人はほとんどいません。プロですらそんな状況ですから、初心者ならなおさらスケールを使うことをおすすめします。

 

弊社のコーヒーセミナーに「コーヒーの味が安定しない」と相談に来る方のほぼ100%が「コーヒースケールを使って測っていない」ことが原因です。美味しく、安定したコーヒーを飲みたいなら、ドリップスケールは必需品と言ってもいいでしょう。

 

ドリップスケールのおすすめは、これまたHARIO社の「V60 ドリップスケール」です。コーヒー器具メーカーの純正品としては一番コスパがよく、タイムラグなど多少のデメリットはありつつも、国内のプロにも一番多くつかわれているドリップスケールでしょう。

 

 

一応、もっと安いコーヒースケールとして中国製のコーヒースケールもありますが、値段もネット上で1,000円程度しか変わらないうえに、レビューが不自然な日本語だらけだったのでご紹介は控えます。修理・サポートのことを考えると国産メーカーのドリップスケールのほうが安心でしょう。

 

そして最後に重要なのが「コーヒーミル」。ときどき、「コーヒー豆屋のすごいミル(グラインダー)で挽いてもらってるからミルはいらない」と言う方を見ますが、結論から言えば、どんなすごいミルで挽いた豆も、2週間も経てばご自宅の挽きたてのコーヒー豆には敵いません

 

逆に言えば、ロースターが近所にあって数日に一回、ちょっと飲む分だけのコーヒー豆を挽いてもらえるなら、ミルは不要かもしれません。そうでなければ、ミルがあったほうが絶対に美味しいコーヒーを飲めます。おすすめとしては、「HARIO セラミックコーヒーミル」もしくは「Kalita 手挽きコーヒーミル」です。

 

 

どちらのミルも共通点として、「粉漏れが少なく、テーブル周りが汚れたり、粉を多めに挽いたりしなくてよい」という特徴があります。実際にコーヒー豆を挽いてみるとわかりますが、粉漏れってかなりのストレスです。

 

あとは、「HARIOのほうがセラミック刃なので水洗いができ、清潔に保てる」、Kalitaのほうが「鋼鉄刃なのでキレイに豆を挽くことができる」などの細かい差はありますが、デザイン含め好みで選んでいただいていいでしょう。

 

あると便利なコーヒー器具 サーバー

最後に、「ないよりはあったほうがいい」ものとしてサーバーがあります。

 

特に、お一人用のドリップならカップのうえでそのままドリップしてもいいので”無くてもかまわない” ものですが、二人以上になるとコーヒーを注ぎわける作業が必要になるので、急激に重要性が増します。見た目にこだわりたい方や、お二人以上でコーヒーを飲むことが多い方に特におすすめです。

 

サーバーの選び方は特に”これが絶対重要”!というほどのものはありません。ドリッパーのメーカーと合わせてもいいですし、値段で選んでもかまいません。お好きなサーバーを選んでいただければと思います。

 

まとめ

今回ご紹介したコーヒー器具は、あくまで「本当の初心者が一番目に買うのにふさわしい道具」を選んだつもりです。

 

人によってはこのコーヒー器具がベストだ!これがウチの味を出すのに必要なドリッパーだ!と言われるかもしれませんが、初心者こそ「いろいろなコーヒーの味」に触れてほしいところ。今回ご紹介したコーヒー器具はあくまで最初に買う道具。いろいろなバリスタの、いろいろなコーヒーをこれから飲むうちにきっと自分に合った道具が見つかるでしょう。

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