雑誌に取材されると売り上げは上がるの?何冊もの雑誌に掲載されてきたカフェオーナーが雑誌取材のメリットや載り方をご紹介

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カフェ経営をやっていると、「雑誌やメディアに取材されると売上ってどのぐらい変わるの?」と聞かれることがあります。

 

また、開業サポートをしたときも「雑誌に広告費を払って掲載してもらうべきでしょうか?」なんてお問合せをいただくこともあります。

 

雑誌の取材を受けるのも、雑誌に広告費を払うのも本質的には同じ。「雑誌に掲載されることで集客したい」からですよね。そこで、ウェブメディアや雑誌など数十媒体以上のメディアに掲載されてきた実績から、その集客効果についてお話したいと思います。ちなみに、初めての店舗で雑誌に掲載されるためにできることも載せておきますので、雑誌に載ってみたいという方も読んでみてください。

 

雑誌に取材されたことで売り上げは上がるか?

WEBメディアまで含めたら3年間で数十誌の雑誌に掲載されてきましたが、結論から言えば、「体感で感じられるほどは上がりません」

 

実際に、Airレジを使って取った1か月間のデータがあるので見てみましょう。

 

雑誌と売上

 

これは、地方誌で発行部数10万以上の、そこそこ人気のある雑誌の特集号で紹介していただいたときの1か月間の売上です。青い棒グラフが売上の変化で、灰色の折れ線グラフが来客数です。最近は、Airレジのようなツールがあるので、売り上げ管理が本当に便利で助かります。

 

さて、この特集号の雑誌が販売されたのが、22日の日。そこから売上を見ていただけるとわかりますが、ほとんど売上は増えていません。来客数がほんのり増えているように見えますが、もともと月末は月初に比べて売上も来客数も上がりやすいので、「雑誌効果があった!」と言うには、物足りなさすぎる数字でしょう。

 

ほかにも全国紙や、普通の地方紙などにも数十回は掲載されていますが、電話対応が数件増えたぐらいで、一部の雑誌を除き「売上が直接増えた!」というほどの効果は得られていません

 

では、雑誌に掲載されていることに意味はないのでしょうか?

 

宣伝材料が増えるのがメリット

そんなことはありません

 

「雑誌に取材されているお店」ということで外にアピールできるのは、かなりいろいろなメリットがあります。

 

たとえば、自社サイトにメディア掲載履歴を表示していると、サイトを見たお客様の信頼感・安心感につながるでしょう。

 

もっと直接的には、レビューサイトなどにお客様自身が「雑誌を見た」とレビューしてくれることも。

 

レビュー

 

「雑誌で見たお店」となれば、それなりの期待感を持ってお客様が来てくれますし、レビューサイトに書いてあれば、自社サイトで発表するよりも多くの人の目に「雑誌に載った店なんだ!」と触れることになります。

 

雑誌に掲載されたからと言って、ほとんどはすぐに売り上げに直結するわけではありません。ですが、雑誌に掲載されたことで、お店の信頼感が増し、中・長期的に見ればお店の売上につながることは十分あり得るでしょう。

 

また、これは雑誌によっても話が変わります。たとえば、弊社のある愛知県内の豊橋市では『はなまる』という地方紙がありますが、ここに広告を載せるとかなり高い集客力につながるそうです。「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2015」で日本一にも輝いたことのある熊本県人吉市の『どうぎゃん』なども「地元では知らない人はいない」という知名度を誇り、集客力も高いです。

 

どうぎゃん

 

以前、弊社も人吉市でコーヒーセミナーを行ったとき、『どうぎゃん』にイベントスケジュールを掲載していただいたところ、かなりの集客力に繋がりました。

 

でも、その発行部数はたった6000。先ほどデータとしてお見せした名古屋の10万部の雑誌からしてみたら、大きな数字ではありません。それでも、そのフリーペーパーは地方では集客力を持つのです。雑誌の集客効果は発行部数でもメジャーかどうかでもなく「その雑誌をどれだけ熱心に読む読者が多いか」に影響されるわけですね。

 

もし、取材ではなく広告として雑誌に載せようか検討している方がいたら、身の回りの方がどのぐらいそのメディアを熱心に読んでいるかを参考にするとよいでしょう。

 

あとは、「〇〇雑誌に取り上げられたのはこのメニューです!」とポップを置いておくと、かなりの人が「じゃあ、それを」と言ってくれます。看板メニューがあるお店は、その印象付けがしやすくなるというメリットもあるかもしれません。

 

雑誌に取材されるためにはどうすればいいのか?

さて、こうした雑誌の取材ですが、どうやったら取材依頼に来てくれるのでしょうか?

 

当然、ただ店をオープンして、ぼーっとお店を開いていたからと言って、雑誌の取材が来てくれるわけではありません。2店舗目以降だと、1店舗目が話題のお店になっていればメディアから勝手にお声がけいただくこともありますが、できたてほやほやの1店舗目ではそうはいきません。プレスリリースを発行したり、SNSで発信したりといった工夫は必要です。プレスリリースサービスは有料であることが多いので、利用する方は少ないかもしれませんが、無料のサイトもあるので使ってみるとよいでしょう。

 

無料のプレスリリースサイトをまとめている記事があるので、そちらもご紹介しておきます。

 

https://liginc.co.jp/web/useful/36651

 

ただ、「プレスリリースほど大々的に宣伝するのは……」という方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、プレスリリースを発行しなくてもちょっとした工夫をするだけで取材に来てもらえる確率はぐっと高くなります。特に、雑誌の取材を受けたいなら、お店のオープン前後がおすすめ!

 

たいていの毎月発行の地方紙は「新規オープン情報」のようなお店のオープン情報欄を持っており、かなりネタに飢えています。SNSで新規オープンについて大々的に告知をしていると、けっこうな割合で雑誌側から依頼が来ることも。

 

あとは、地域情報を更新しているブロガーやSNSで有名なインフルエンサー(影響力のある人)に「お店がオープンするので取り上げていただけませんか?」とメールをしてみるのも手。有名な地域情報ブログやサイトだと、店舗オープン情報を募集しているところまであったりするので、そういったサイトは積極的に使うとよいでしょう。

 

名古屋情報通↑名古屋の人気ウェブメディア名古屋情報通の募集ページ

 

下手をすると、雑誌に掲載されるよりももっと大きな影響力のあるブログまであったりするので、なかなか侮れません。

 

また、たとえフォロワーがそう多くなくとも、ツイッターなどのSNSで発信することは大事です。有名無名に関わらず、発信されていなければ、存在しないのと同じわけですから。

 

まとめ

雑誌に載ったからといって、ほとんどの雑誌では「雑誌に載ったおかげで人気店になった!」というほどの力を発揮するわけではありません。一部、地方紙などではその地方で絶大な効果を発揮するものもありますが、たいていの雑誌は「このお店って前に雑誌に載ってたよね」と話題になる程度です。

 

とはいえ、雑誌に載ると、様々な変化が起きてきます。たとえば、雑誌に載ったメニューやお店として広まるなど、確実に知名度アップにはつながります。それに「雑誌に載ったこと自体」をPR材料にする方もいらっしゃるでしょう。効果が薄いからと言って、雑誌に載ってまったく無駄になるわけではないのです。

 

ですが、1店舗目にオープンした店舗が雑誌に載るには、地道なPR活動が必要です。SNSでの発信、ブロガーやインフルエンサーなどのお問合せ欄に連絡してみるのもイイでしょう。集客とは広告費をかけることばかりではありません。地道にいろいろな人に協力してもらうのもその一つ。

 

「雑誌に載ると集客効果があるのかな?」「メディアに載せてもらうにはどうすればいいのかな?」と気になっている方はぜひ一度試してみてください。

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